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COPDについて

COPDを知る・理解する

COPDってなんでしょう?

COPDは、たばこが原因で起こる『肺の生活習慣病』です!

*COPDの原因の90%は、たばこの煙の吸入と言われています。


タバコから出る副流煙には、ニコチンやタールが直接喫煙する約3倍が含まれています。

出展:すぐ禁煙.jp(Kurahashi, N. et al.:Int J Cancer 122:653, 2008 より作図)

非喫煙者に比べると、1日の喫煙数が多ければ多いほど死亡リスクは高まります。

タバコから出る副流煙には、ニコチンやタールが直接喫煙する約3倍が含まれています。

非喫煙者に比べると、1日の喫煙数が多ければ多いほど死亡リスクは高まります。

息切れや疲れやすさは年齢によるものと思っていませんか?

中高年の患者で喫煙経験があり、
咳、痰、息切れの自覚症状がある場合は、COPDが疑われます。


  • 喫煙経験がある人で

  • 咳、痰が多い

  • 階段を上ると息切れがする

COPDは増え続けています

喫煙者の6人に1人がCOPDと診断されていますが、多くの場合COPDと気付かれず症状が進行しており、実際にはもっと多くの喫煙者がCOPDであると考えられています。

(出典:福地ら NICE Study 2011年)


厚生労働省の2015年の報告では、COPDによる年間死亡数は1万5756人と、日本における死亡原因の第10位(男性では第8位)に位置し、世界的にみる死亡率では第4位と、国内外で大きな問題となっています。

日本における死亡原因(2015年)

全体 男性 女性
1.悪性新生物 1.悪性新生物 1.悪性新生物
2.心疾患 2.心疾患 2.心疾患
3.肺炎 3.肺炎 3.老衰
4.脳血管疾患 4.脳血管疾患 4.脳血管疾患
5.老衰 5.不慮の事故 5.肺炎
6.不慮の事故 6.老衰 6.不慮の事故
7.腎不全 7.自殺 7.腎不全
8.自殺 8.COPD 8.大動脈瘤及び解離
9.大動脈瘤及び解離 9.腎不全 9.血管性等の認知症
10.COPD 10.肝疾患 10.アルツハイマー病
18.COPD

COPDの肺の特徴

COPDでは肺胞が壊れて弾力性を失い、また、気管支に炎症が起こり、気管支の内胞が狭くなります。
その結果、空気を吐き出しにくくなります。

COPDではどんな症状がありますか?

COPDは全身の病気で、様々な合併症が多いことも特徴です。

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