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調査研究の成果

COPD患者のアドヒアランス向上を目指した医療・教育・行政機関連携による新たな双方向支援システムの構築:成果報告

 2018年4月から2019年2月までに37名のCOPD患者さんに参加いただきました。そのうち2名の方が合併症の治療のために途中で中断しましたが,残る35名の方は教室の参加を完遂されました。
 本教室への参加によって,全対象者の方の1日の平均歩数,呼吸困難(修正MRC息切れスケール),健康関連生活の質(QOL)は3回のコース終了後でいずれも改善傾向を示しました。
 また,対象者の方を軽症グループと中等・重症グループに分けて,同様に検討しましたところ,軽症では教室参加の1か月後に1日平均歩数は有意に増え,終了時も維持できており,QOLの合計点も終了時に有意な改善を認めました。中等・重症の方では,教室参加終了後に症状が有意に減少しました。
 本教室は,COPD患者さんに対するアドヒアランスを向上するための一つのあり方として、一定の有用性が示されました。

3回の呼吸器教室スケジュール

呼吸器教室の実際

呼吸器教室の実際 (1)

講話(呼吸器内科医)

呼吸リハ体験

呼吸器教室の実際 (2)

呼吸リハ体験

講話と情報共有

教室への参加による変化

  • 歩数
  • 息切れ

教室終了時アンケート結果

  • 問1.講義の内容はどうでしたか?
  • 問2.教室の内容は役に立ちましたか?
  • 問3.教室は満足できる内容でしたか?
  • 問4.このような機会にまた参加してみたいですか?

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